NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S使用レポート。
まずテレコンは1.4倍と2倍を使いました。それに伴うAF速度の変化ですが、正直何もつけていない状態と比べても全く遜色ないスピードです。大変驚きました。重心が変わってもレンズの構造上、望遠端で伸ばした際も安定して撮影できました。今までだとレンズが自重落下してしまうことも多かったので嬉しいです。最短撮影距離も最大撮影倍率も従来の80-400mmと比べて大幅に改善されて非常に解放からシャープです。テレマクロ要素の撮影機会も増えそうです。ボディーZ9、Z6Ⅱで使用しましたが共に相性がかなり良く感じました。写真も雪の日と晴れの日の2パターンですが、天候に左右されることない防塵防滴構造に安心感があります。気になった点としてはAF合焦が背景に抜けてしまうとなかなか手前に戻ってきません。マニュアルフォーカスにして戻す動作があるので若干手間が増えた印象です。またSTMは動画には素晴らしいのですが、今までの方式と比べると見劣りするのはありました。カメラ側にも問題があるのでしょうが、少し気になりました。しかしAF動作音がしないだけでもかなりストレスは減りましたし、ほぼ無音ですのでその点がシビアな撮影には大変嬉しく思います。これから虫たちのシーズンが始まりますが、野鳥に関わらず活躍を期待しています。
オオイヌノフグリ、シロハラ 参考画像
📸NikonZ9(オオイヌノフグリ)
Nikon Z6Ⅱ(シロハラ)
NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
Z TELECONVERTER TC-2.0x(シロハラ)
Z TELECONVERTER TC-1.4x(オオイヌノフグリ)